受け口と矯正治療・その開始時期
この夏休みの印象として、受け口を主訴に来院され矯正治療を始められたお子さんが多かったなと感じました。
受け口や反対咬合など下顎前突の矯正治療は年齢やその度合いにより用いる矯正の装置は
異なります。
それでも改めて感じたことは、小学校2~3年生と小学校5年~中学校2年生では矯正治療の
難易度に大きな差があるということです。
小学校2~3年生の場合、受け口でもこれから顎の成長をコントロールしていけば先手先手の矯正治療を行うことができます。
しかしながら小学校5年~中学校2年生くらいになると顎の成長はある程度進んでしまっているかもしくはほぼ終了してしまっているため、矯正治療は難しく・複雑化してきます。
また今以上に下あごの成長があるようだと矯正治療単独では治すことができず、手術を併用した外科的矯正治療の必要性が頭をよぎります。
それだけ小学校3年~5年の間にあごの成長はスパートを開始しているということです。
矯正治療ではあごの成長を抑制することはできますが、伸びてしまったあごを短くすることはできません。
もう少し様子をみて大人の歯に生えかわってから改めて矯正治療を考えてみよう・・
という思いは、残念ながらその間身長が伸びているのと同時にあごも伸びていて
あごの形を変えてしまうことに繋がります。
しゃくれが強くなるなどお子さんのあごの形を故意に変えないためにも、受け口のお子さんの矯正治療はなるべく早く始め、先手先手で顎の成長をコントロールしていけるよう治療を行っております。
受け口や反対咬合・下顎前突を気にされている方はコチラもごらんくださいね。
http://www.kanda-kyousei.com/0535orthodontics/