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2011年10月22日

今年の日本矯正歯科学会大会は大変興味深いテーマが多く、とても有意義な大会でした。

その中でも態癖に関するシンポジウムは改めて考えさせられる内容でした。

態癖とは横向き寝・うつ伏せ寝・頬杖・つめ咬み・指しゃぶり・偏咀嚼(片方で偏って食事をすること)・口呼吸・下唇かみ・猫背・テレビを見ながらの食事など長時間もしくは持続的に力を加えることで歯並びや骨格に大きな影響を与える癖を指します。
矯正治療で歯を動かすためのゴムやバネの力はおよそ100~150gくらいです。一方、人間の頭の重さは成人で約5kgであり、横向き寝やうつ伏せ寝・頬杖をすると、矯正治療の何十倍もの力が歯列に持続的に加わることになります。その結果、歯の不自然な傾斜などが起こり、歯列がゆがんだり、顎の位置が左右どちらかにずれてしまったりということがあります。ひどい場合は、全身の歪みにつながります。矯正治療を行なう場合に、態癖が改善されていなければ、なかなか歯が動かなかったり、せっかく治した歯並びがまた元に戻ってしまう可能性もあります。

態癖は、日常の生活習慣の中で無意識に行なっていることが多いです。
一度ご家族などまわりの方とチェックし、態癖があるようならやめていくようにしましょう。

千葉県柏市の南柏かんだ矯正歯科のHPです。
態癖による歯並びの変化や矯正治療について気になる方はコチラをごらんください。
http://www.kanda-kyousei.com/

2011年9月21日

「すきっ歯を何とかしてほしい。」
 ということを気にして矯正治療を始められる方が増えているように感じます。

大部分は乳歯が抜けて大人の前歯がすきっ歯になって生えてきて、少し様子を見てみたけれど閉じてくる気配がないというケースです。

すきっ歯(いわゆる正中離解)があると、見た目の問題だけではなく、その隣の2番目の歯の生えてくるスペースがなくなってしまうという問題も出てきます。

ブログ写真テンプレート.png
上の写真のお子さん(小学校1年生)はすきっ歯を主訴に来院され、前歯に装置をつけ3か月ほどですき間が閉じました。
このお子さんは上唇のすじ(上唇小帯)が強く、前歯の間を通って裏側までのびていたので、のびていた所をカットしました。その結果、治療前には上唇小帯のため上の歯肉があまり見えませんでしたが、治療後には見えるようになり唇の動きもスムーズになりました。
今後は大人の歯がでこぼこなく生えてこれるようスペースをつくっていく予定です。

すきっ歯や正中離解の矯正治療についてはコチラもごらんくださいね~
http://www.kanda-kyousei.com/0535orthodontics/

2011年8月30日

この夏休みの印象として、受け口を主訴に来院され矯正治療を始められたお子さんが多かったなと感じました。

受け口や反対咬合など下顎前突の矯正治療は年齢やその度合いにより用いる矯正の装置は
異なります。

それでも改めて感じたことは、小学校2~3年生と小学校5年~中学校2年生では矯正治療の
難易度に大きな差があるということです。

小学校2~3年生の場合、受け口でもこれから顎の成長をコントロールしていけば先手先手の矯正治療を行うことができます。

しかしながら小学校5年~中学校2年生くらいになると顎の成長はある程度進んでしまっているかもしくはほぼ終了してしまっているため、矯正治療は難しく・複雑化してきます。
また今以上に下あごの成長があるようだと矯正治療単独では治すことができず、手術を併用した外科的矯正治療の必要性が頭をよぎります。

それだけ小学校3年~5年の間にあごの成長はスパートを開始しているということです。
矯正治療ではあごの成長を抑制することはできますが、伸びてしまったあごを短くすることはできません。

もう少し様子をみて大人の歯に生えかわってから改めて矯正治療を考えてみよう・・
 という思いは、残念ながらその間身長が伸びているのと同時にあごも伸びていて
あごの形を変えてしまうことに繋がります。

しゃくれが強くなるなどお子さんのあごの形を故意に変えないためにも、受け口のお子さんの矯正治療はなるべく早く始め、先手先手で顎の成長をコントロールしていけるよう治療を行っております。

受け口や反対咬合・下顎前突を気にされている方はコチラもごらんくださいね。
http://www.kanda-kyousei.com/0535orthodontics/

2011年6月27日

昨日は、時折小雨の降る中そして貴重な日曜日にもかかわらず、大勢の方が第24回柏市口腔衛生大会「健康かむかむ運動」にご参加いただき ありがとうございました。市立柏高校吹奏楽部の演奏やミニシアターやクイズなど健康かむかむアワードも過去最高の入場者数となり大成功に終わりました。

また私が参加した矯正相談にも多くの方にお越しいただきありがとうございました。
今年は希望者が多く10分間くらいという短い時間で申し訳ありませんでした。
もう少しお子様の歯並びやかみ合わせのことについて詳しく聞きたいという熱意をまざまざと感じ、時間でくぎってしまうことに心苦しく思いました。
私自身ももう少し矯正のことについて時間をかけてお話したいと思いました。
昨日はさわりだけでしたが具体的にどんな矯正装置を使うのかや費用や期間などもう少し詳しくお聞きになりたい方はお気軽に当院の無料カウンセリングにいらしてくださいね。 
  
千葉県柏市の南柏かんだ矯正歯科のHPです。
矯正治療についてご興味のある方はコチラをごらんください。
http://www.kanda-kyousei.com/

2011年2月 4日

学校検診や3歳児検診などで受け口や反対咬合を指摘され、矯正治療の必要性を考え始めるご家庭は多いです。
反対咬合は4%くらいという報告があり、計算すると1年間に約4万人くらいのお子さんが受け口ということになります。
「いつから始めるのがいいのか?」
「このまま様子をみていていいのか?」
 という質問をいただきますが、
  大部分の方はなるべく早く始めるほうがいい。とお答えしています。

それはでこぼこだけなら、経過観察していてもいいかもしれませんが、受け口のお子さんの場合、骨格的な不調和を併せ持っている可能性が多いからです。

骨格的な不調和が大きすぎると矯正治療単独では治すことができず、手術を併用した外科的矯正治療を行う必要があります。
受け口のお子さんの場合、将来的な外科的矯正治療をできる限り回避するために早め早めの矯正治療が必要です。

一般的に受け口の状態として
 ①下あごが出ている・上あごは普通
 ②あごの位置には問題ないが歯の角度で受け口になっている
 ③下あごは普通だが、上あごが引っ込んでいる
            などが考えられます。

3~4歳のお子さんの受け口の矯正にはムーシールドという取り外しの装置を使って治療していくことが多いです。

しかしこれから成長のピークを迎える小学生のお子さんに対しては、それぞれに矯正治療でアタックする場所が異なるため、必ずしも同じ装置を使うわけではありません。

上あごは7~9歳をピークに成長し、下あごはそれに続いて成長のピークをむかえます。

7~9歳で上あごが引っ込んでいるお子様には上あごの成長を促進させる装置を考えていかなければなりませんし、逆に下あごが出ているお子様にはこれ以上下あごが成長しないよう抑える装置を考えなければなりません。

つまりお子様一人ひとりのあごの成長の度合いに合わせて、最も効果的な矯正装置を選択する必要があります。

南柏かんだ矯正歯科では、あごの位置関係や成長の度合いを判断するためセファロといわれるレントゲンを精密検査時に撮影します。
またこのセファロを定期的に撮影・分析し、お子様のあごの成長の度合いを把握していきます。そして今後の成長を予測し先手先手の矯正治療を心掛けています。

受け口や反対咬合・下顎前突を気にされている方はコチラもごらんくださいね。
http://www.kanda-kyousei.com/0535orthodontics/

2011年1月 8日

でこぼこだった歯並びがだんだんきれいになってくると、皆さんうれしくて顔が輝いてきます。
でも歯並びがきれいになるのと反比例してはみがきがおろそかになってくる方も増えてきます。
歯垢や汚れが付きやすい部位から磨いていきますが
「どこが歯垢だかわからないし・・」
「子どもに任せているけど正直不安・・」
  といった声をいただきます。

そんな方々におススメなはみがきがコレ。
DSC00340_copy.jpg

ハミガキ上手PROです。
これは歯垢が赤く見える液体ハミガキなので、どこに歯垢があるのか一目瞭然!
色が落ちるまではみがきすれば、歯垢を確実に落とし、みがき残しの心配はありません。

また歯科医院専用なので、市販品のこどもハミガキ上手にはない効果があります。
ちなみに味はみんな大好きないちご味です。

南柏かんだ矯正歯科は徹底したはみがきで矯正治療中のむし歯ゼロを目指しています。
矯正治療についてご興味のある方はコチラをごらんください。
http://www.kanda-kyousei.com/dentalesthe.html

2010年12月 1日

最近、上の前歯が出ている(いわゆる出っ歯)ことを気にされて来院される方が増えています。
成人の方の場合にはワイヤーを装着し、前歯をひっこめていきますが、お子様の場合にはそう単純ではありません。お子様にはあごの成長と永久歯の生えかわりがあるからです。

一般的に出っ歯の要因として
 ①上あごが出ている・下あごは普通
 ②あごの位置には問題ないが歯自体がでている
 ③上あごは普通だが下あごが引っ込んでいる
   などが考えられます。
ではこの3つで同じ装置を使っていくかというとそうではありません。
上あごは7~9歳をピークに成長し、下あごはそれに続いて成長のピークをむかえます。
7~9歳で上あごが出ているお子様にはこれ以上上あごが成長しないよう抑える装置を考えなければなりませんし、逆に下あごが引っ込んでいるお子様には下あごの成長を促進させる装置を考えていかなければなりません。

つまりお子様一人ひとりのあごの成長の個性に合わせて、最も効果的な矯正装置を選んでいくことになります。

あごの位置関係や成長の度合いを判断するものがセファロといわれるレントゲンです。
59_0001300_copy.jpgeii.jpg

南柏かんだ矯正歯科ではこうしたレントゲンの他にもパントモという歯全体をみることのできるレントゲンを定期的に撮影・分析し、お子様のあごの成長や永久歯の生えかわりを把握していきます。そして今後の成長や生えかわりを予測し先手先手の矯正治療を心掛けています。

お子様の出っ歯を気にされている方はコチラもごらんくださいね。
http://www.kanda-kyousei.com/0535orthodontics/

2010年10月18日

矯正の装置をつけてスポーツをしても大丈夫ですか?
             という質問をよく受けます。

当院でも矯正治療を行いながら、スポーツも頑張っている方はたくさんいます。

プロスポーツ選手でもヤクルトの青木宣親選手、サッカーの森本貴幸選手、マラソンの土佐礼子選手をはじめ多くのアスリートが矯正治療を行っています。
わが柏レイソルのリカルジーニョ選手も矯正治療していたことを憶えている方も多いかと思います。
スポーツ選手が矯正治療を行うのは、歯並びを改善するとかみあわせが良くなり、より力が発揮できるようになるからです。

歯並びやかみ合わせの悪いまま歯を食いしばることが続くと、歯が欠けたり体のバランスも悪くなったりします。

矯正の装置をつけてスポーツをしても問題ありませんが、コンタクトのあるスポーツは注意が必要です。今までラグビー・空手をしているお子さんは練習中にマウスピースを併用しておりました。またサッカーのユースでキーパーをしていたお子さんも用心のためマウスピースを併用しておりました。それ以外の野球、バスケ、バレーボール、サッカー、バトミントン、卓球をはじめほとんどのスポーツではマウスピースを併用することなく行うことができると思います。

もし矯正の装置をつけてスポーツできるか心配という方はこちらをごらんください。
http://www.kanda-kyousei.com/f_answer006.html

2010年9月30日

2010年9月27日~29日にかけて行われた第69回日本矯正歯科学会に参加してきました。
その中で柳澤宗光先生のムーシールドのセミナーについて報告したいと思います。
ムーシールドとは受け口を治す装置であり、乳歯列期から使うことができます。当院でも3歳のお子さんから使っています。
セミナーではムーシールドの基本的な作用機序や多くのケースプレゼンテーションを見ることができ、今までの知識に新たな知識を肉づけすることができました
ムーシールドは取り外し可能な装置で基本的に夜間就寝時に使っていきます。起きているときも使えるようであれば使っていきます。
使う期間は受け口の程度により異なりますが、2か月くらいで治るお子さんもいれば1年くらいのお子さんもいます。

テンプレート.png
    (このお子さんは3歳9か月のお子さんで、2か月で受け口の改善をみました。)

もし3歳児検診や歯科検診などで反対咬合や受け口を指摘されたら、一度ご相談ください。
矯正治療の必要性の有無やその時期について詳しくお答えいたします。

ムーシールドや受け口・反対咬合に関してさらに詳しくお知りになりたい方はコチラをごらんください。
http://www.kanda-kyousei.com/0535orthodontics/index.html#child04/

2010年9月 1日

千葉県柏市はとても吹奏楽に力を入れている学校が多いです。
コンクールでも賞を取ったりする話を聞くと自分のことのようにうれしく思いますね。

当院でも吹奏楽をがんばりながら矯正治療を行っているお子様は多いです。
 皆さん気になるのが
 「矯正装置は楽器の演奏に影響するのかしら?」 です。

私が以前矯正治療を担当させていただいた方に音大でピアノを専攻していた方がいらっしゃいました。その方はかみ合わせが悪いとピアノの才能も伸び悩んでしまうことを心配して矯正治療を始められました。矯正治療によりきれいな歯並びになり、大学卒業後はソロリサイタルを開くほどの活躍しています。その方のピアノに対する情熱に勝るものはありませんが、かみ合わせを良くすることで少しでもサポート出来たことは矯正医としてとてもうれしいことです。

ピアノ以外にもバイオリンやチェロなどされている方もいらっしゃいますがこうした楽器は演奏に矯正装置はほとんど影響しません。

影響がありうるのは管楽器でしょうか。
演奏の仕方からすると木管楽器より金管楽器のほうが慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
 以前オーボエを演奏されている方が装置をつけた直後音が漏れるといわれ、実際に目の前で弾いてもらいました。が音楽オンチの自分には全くその違いがわかりませんでした。。。でもその方も何日かしたら前と同じ音がでたとおっしゃっていました。
オーボエの他にもフルートをされているかたも2・3日で問題なくなったそうです。

金管楽器ではホルンやトロンボーンなどをされている方がいらっしゃいましたがすぐ音に慣れたという方もいれば、長い方では2週間くらいでやっと前の音に戻ったという方もいます。

楽器の習熟度によっても、本来のパフォーマンスに戻るまで個人差がありますが、結果的には慣れてくるのかなとこれまでの経験を考えるとそう思います。

もちろん南柏かんだ矯正歯科では矯正装置もなるべく薄いものを用いて、なるべく影響を少なくするような工夫はしています。

もし楽器の演奏に影響するかなという理由で矯正をためらっていらっしゃる方はコチラをごらんください。
http://www.kanda-kyousei.com/

南柏かんだ矯正歯科 院長 神田尚治

南柏かんだ矯正歯科
院長 神田尚治

http://www.kanda-kyousei.com/

【経歴】
平成10年
東京医科歯科大学歯学部卒業
平成10年
東京医科歯科大学大学院
博士課程入学
顎顔面矯正学分野入局
平成14年
東京医科歯科大学大学院
博士課程修了
平成21年3月
南柏かんだ矯正歯科 開院

【資格】
歯科医師
歯学博士
日本矯正歯科学会認定医

【所属学会】
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会